カラーSTNによる携帯電話ディスプレイの事業拡大目指す
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| 電子材料部の魏副経理 |
日本や韓国などではカラーTFTが圧倒的だが、欧州や米国ではSTN液晶にも根強い人気があるからだ。
Nan Ya電子材料部で液晶を担当する魏賢誠(Maxwell S.C. Wei)副経理によると、携帯電話用のディスプレイでは依然としてカラーSTN液晶が世界の主流だという。同社は現在、月産300万枚(1.5インチ換算)を、今年の第2四半期には月産500万枚に引き上げる計画。
TFT液晶については、客の要求に応えるためにパネルを他社から購入し、モジュール生産を行なっている。魏副経理はSTN液晶の利点について、第一に顧客との良好な関係を構築していること、第二にコスト志向の強いユーザーにとっては、STNが適していること、またバックライトとICドライバーを自社で供給できることなどがあるという。
台湾の大手TFTメーカーが大型サイズにフォーカスしていることで、中小型のカラーSTNメーカーには生き残るチャンスがあるという。台湾ではSTNメーカーとして、DSC(デジタルカメラ)向けのカラーSTNではNan
YaとWintekの2社が売上げを伸ばしている。またカラーフィルターを内製しているEDTも好調の1社という。
今後、競争に勝ち残っていくための条件として、魏副経理はまず第1にコスト・コントロールを挙げる。第2に品質、第3がマーケットだ。製造キャパシティの確保と受注への対応もポイントなる。
日本のカラーSTNメーカーにとって2005年は、供給過剰などで厳しい状況になると同副経理は予想する。同社は複数の安定したカスタマーを持ち、安定成長を目指す。有機ELについては、そのメリットについて十分に証明されていないことから、消極的な立場をとる。現時点ではカラーSTN液晶事業をメインに、TFTのラインアップもそろえていく段階だ。
台湾のカラーSTNメーカーの淘汰も始まっており、Nan Yaは研究開発チームの力を結集し、STN主体で今年の事業を展開する。
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