シャープは大型液晶テレビの需要増加に対応し、世界で初めて7.5世代、8世代液晶パネルの生産に入る計画である。三重県亀山工場に約1500億円を投じて生産ライン(亀山第2工場)を整備し、早ければ2006年秋にも出荷を開始する予定。
シャープは亀山工場に第2工場の建設を決めているが、これが7.5または8世代パネルの生産拠点となる。第7世代(基板サイズ1.87m
x 2.2m)と第8世代(2.2m x 2.6m)の中間に位置する7.5世代基板の生産が有力視されているが、世界では2005年から相次いで第7世代工場が稼動の見通しであることから、一挙に8世代基板の生産に踏み切る可能性もある。
シャープは大型液晶テレビ分野では高いシェアを持ち、2005年中には55インチの超大型テレビの販売を計画しているほか、先頃は65インチ・テレビの試作品を公表している。7.5世代あるいは8世代液晶パネル基板の生産構想はこうした自社の戦略に対応したもので、同社の計画は日本だけでなく台湾をはじめ世界のパネル基板各社に大きな影響をあたえるものとなろう。